フィリピン基本情報
国名
- フィリピン共和国 (Republic of the Philippines)
首都
- メトロ・マニラ
国歌
- Lupamg Hinirang
歴史
- はるか昔ネグリト族が移住、その後マレー系民族が移住する。
- その後、南部でイスラム教が伝えられる。
- 1521年、スペインからマゼランがフィリピンに来航。セブへ移動しマクタン島で起こった「バトル・オブ・マクタン」で首長ラプ=ラプに殺される。
- しかしメキシコから来航したレガスピによって王家との契約後、植民地化される。
- ローマ・カトリックが伝来される。
- 1565年~1821年の間はスペイン統治時代とされる。
- ガレオン船貿易、東南アジアや中国との貿易がさかんになる。
- マニラと結ぶ国内中継地点としてセブには多くの貿易船が来航し、現在のダウンタウンと呼ばれるエリアには、ネグリト族(原住民)・中国人(華僑)・宣教師などのグループスペイン人が居住した。
- 19世紀にはスペインの貿易船が多く来航するとともに、スペイン人との混血が生まれる。
- のちスペイン人らの圧政に耐え切れなくなり、1896年ホセ・リサルやボニファシオがカティプナンを旗揚げ、「フィリピン独立運動」が始まる。
- アメリカはフィリピンとスペインの仲裁を買って出たが、スペインからフィリピンを買収し (パリ条約)、 フィリピン共和国が建国される。
- 第二次世界大戦中、日本がフィリピン共和国を占領。しかし日本の敗戦によりアメリカに再返還され、戦後1946年に独立。
- 1965年、マルコス政権によって経済再建を図る。各地の共産主義ゲリラ(CPPやNPA)が武装蜂起し政府軍と衝突、72年、戒厳令を発令した。
- 1983年、反マルコスと有望視されていた、ベニグノ・"ニノイ"・アキノ・Jr上院議員が、マルコス大統領により国外追放されたあと、アメリカから戻る際、マニラ国際空港(後、ニノイ・アキノ国際空港と改称)で暗殺されるという事件が起こる。(大統領の肖像画は現在500ペソ札で使用されている)
- その後、意思を継ぐ形で妻コラソン・アキノ (”コーリー”・アキノ)がフィリピンの歴史初の女性大統領が誕生し、マルコス政権を打倒した。
- ミンダナオの一部のエリアでは(1970-現在)MNLFやMILFといったイスラム系独立を目的とする住民らとフィリピン政府軍が衝突。アブサヤフといったテロ・グループが関与し、紛争中である。
- ベニグノ・"ノイノイ"・アキノ・3世が大統領を務める。 (2010-現在)
言語
公用語
フィリピン語・英語
- フィリピンでは「フィリピン語」と「英語」が公用語に指定されています。厳密に言うと、「フィリピン語」と「タガログ語」は違い、多くの部分の「タガログ語」と地方語を集約して作られたものがフィリピン語といわれます。注目したいのが、フィリピン全土では170以上にものぼるメジャーとマイナー言語が確認されています。
- フィリピン北部ルゾン「タガログ語」「イロカノ語」「ビコラノ語」「ビコラノ語」
- フィリピン中部ビサヤ「セブワノ語」「イロンゴ語」「ワライ語」
- フィリピン南部ミンダナオ「セブワノ語」「ビサヤ語」「タオスグ語」「イロンゴ語」
- 地方語バイリンガル(2言語)やモルタイリンガル(3言語以上)などを話す人もめずらしくないのがフィリピン。
宗教
- キリスト教90%(そのうちの80%はローマ・カトリック)、イスラム教5%~10%
気候
- 熱帯雨林気候
- フィリピンの年平均気温は26~27℃。
- 21℃~32℃の気温の変化。1月がもっとも涼しく、5月がもっとも暖かい。
- 3シーズンにわかれ、サマーシーズン(3月~5月)、雨期(6月~11月)と乾期(12月~2月)というのが一般的。しかしフィリピンの気温・湿度は場所によって大きく異なります。高温多湿といわれているフィリピンでも、セブの湿度は海風のために比較的穏やか。3月~5月はサマーシーズンといわれ、30度を超える日が続く。バギオなどの高山地区は軽井沢などの気候に近い。
フィリピン入国
必要なもの
- 日本のパスポート
- パスポートの残存有効期間は入国時6ヶ月+滞在日数以上必要
- フィリピンから出国する航空券が必要
- 片道航空券のみでは、ビザが発給されず入国できません。必ずしも往復チケットである必要はないが、フィリピンから出国するチケットを持っている必要があります。
- 入国ビザは各空港内のイミグレーションで即時発給してもらえます。日本国籍を持つ方は21日間の観光ビザが無料発給されます。
- ビザ延長はイミグレーションオフィスで手続きします。
フィリピンのコンセントと電圧
- フィリピンのコンセントの形状は日本と同じ二又のAタイプです。その他、ごく稀にBF型があります。BF〜Aタイプへの変換器はフィリピンのモールにある日曜大工のお店で買えます。
- フィリピンの電圧は220Vです。日本の家電製品で100Vまで対応のものは使えないので注意。別途、変圧器が必要です。
- 最近では海外対応の家電も増えているので、240Vまで対応しているか確認。本体表示に、INPUT:100-240V~ 50-60Hzと書かれたものは変圧器を準備する必要はありません。
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交通
フィリピンの航空会社
- 国際線
- フィリピン・エアライン (PHILIPPINE AIRLINE/PAL)
- セブ・パシフィック・エア(Cebu Pacific Air)
フィリピン・エアライン国際腺就航ルート |
セブ・パシフィック国際腺就航ルート |
- 国内線
- フィリピン・エアライン (PHILIPPINE AIRLINE/PAL)
- セブ・パシフィック・エア(Cebu Pacific Air)
- エアフィル・エクスプレス (Airphil Express)
- ゼスト・エアー (Zest Air)
タクシー
- 観光ではタクシーが一般的。初乗り40ペソでメーター制です。距離と時間で3.5ペソづつ加算されます。
- 手をあげるととまります。
ジプニー
- フィリピンといえば、庶民の足として知られるジプニーが有名です。セブでは初乗り7.5ペソ。距離に応じて料金が加算されます。ジプニーは市内を走る相乗りバスのようなもので、あらかじめ決まったルートをぐるぐると走行しています。
- ルート内で、乗りたい時に乗り、降りたい場所で降りるというシンプルで便利な乗り物です。ジプニーを乗り継いでいけば、目的地まで歩く必要はほとんどなくなります。
- ルートを確認するには、フロントガラスに掲示されている行き先の書かれたボードや側面に書かれたルートで判断します。 セブ住民はジプニーの前方上部と後方上部につけられたプレート番号でルートを判断します。
- 手をあげるととまります。運賃をドライバーか、コンダクターに払います。
トライシクル
- 4人~7人乗りの三輪バイクです。
- ジプニーのルートにない場所を走行します。
その他
- トライシカッド - トライシクルの自転車版
- カレサ/タータニリア - 馬車
- ハバルハバル - バイクタクシー
- V-Hire - 相乗りワゴンタクシー
人口
フィリピンの人口
- 推定9,400万人で世界12位
- メトロ・マニラには2,129万人が住み、世界5位 (2010年)
- 約1200万人が海外移住者。アメリカ・中東・東南アジアなど
- 平均寿命71.4歳 (男68.5歳 / 女74.5歳)
行政区画と観光名所
3つの大きなアイランド(島)
- フィリピンは7000以上からなる島国です。
- 中でも大きい3つのアイランド・グループがあります。
- 北部「ルゾン」
- 中部「ビサヤ」
- 南部「ミンダナオ」
北部「ルゾン(Luzon)」の観光名所
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区分 セブの人口
経済
GDP (国内総生産)
フィリピンの水500ml 約20円
教育
識字率
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