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2011年4月16日土曜日

インターンが始まりました。(on-the-job Training)

Internship is a key to success!

USCでは6月~10月が前期。11月~3月が後期。前期と後期の丁度あいだの4月~5月はサマークラスというのがあります。サマークラスでは一般教養の受講が可能です。
そこで私は今年のサマークラスでは、インターンの科目をとることにしました。


USCの学生は大学3年~4年の間にインターン(On-the-Job Training)学生として会社や公共機関でのお仕事を経験します。 今年、社会学・考古学・人類学部の学生のインターン受け入れ先は、博物館、USC、リサーチセンター、NGO、アボイティス、ハワイ大学などでした。

私はセントラル・ビサヤ地区のFarmers Development Centerというところに受け入れてもらうことができました。

いったいFarmers Development Centerとはどんなことをしているかというと。日本の農家といえば土地がありリッチな印象があります。戦後の農地改革によって国も発展してきました。しかしながら一方フィリピンでは、農業をする方が沢山いるのですが、大部分が小作農です。つまり地主に雇われて農業をしているので、一般的に農家は貧しいのです。この状況をなんとか変えるべく施行された政府による農地改革ですが、次々と失敗を続けています。

政府による農地改革法を作っているのが、政治家であり、その政治家らが大地主をやっていたり、大地主とのパイプがあるわけです。そんな彼らが自分らにとって不利になるような政策を出すわけがない。政治家を続けるにはカネがないと選挙に勝てないという、負のスパイラルから抜け出せていないのがフィリピンなのだといわれています。

そうした背景から、大地主と農家の間に介入するのが、Farmers Development Centerの主な仕事です。

仕事は資料作成を担当することになりました。政府機関(DARやDENRなど)や実地でのインタビューなどから集めたデータを分析して、資料を作ります。本で理論の勉強もいいですが、現場から得られることがやっぱり多いと感じる部分が沢山ありますね。

2 件のコメント:

  1. 初めまして。私は日本在住の高橋と申します。

    フィリピンの大学にとても興味があり
    色々調べていたらmarkさんの所に辿りつきました。

    私も四月の間、一ヶ月間セブに住んでいました。

    もしよろしければ色々お話をきければなと思います。

    お返事お待ちしております。。

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  2. markincia アット yahoo.com まで連絡ください

    返信削除

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