留学体験談 語学学校決定～初日

私はセブに2回語学留学しました。2007年に4ヶ月、2008年に1ヶ月間です。それぞれ別のエージェントと語学学校を選んでいます。

私の背景ですが、英語の勉強をしてから、他の業種に転職しようと思っていたので、会社には無理を言って退職させてもらいました。インターネットでホームスティや語学学校を調べていると、候補は

• アメリカ
• イギリス
• オーストラリア
• カナダ

の３つ。その中でもロスかサンフランシスコに傾倒していました。
まずイギリスは円安で物価が高かったのと、オーストラリアにはあまり魅力を感じなかった。カナダは友人が何人か行っていたので魅力があったのだけど…。

問 題は英語のレベルと経済的な理由です。当時、私の英語のレベルはビギナーで、高校卒業レベルで、アメリカやイギリスなどではグループ授業が多いということ だったので、発言の機会もあまりないし、受けてもついていけないだろうっていうのはありました。日本人留学生の少ないところに行きたいという理由もありま した。

そこで、たまたまセブの語学留学の広告を見かけ て、その安さに惹かれました。そのときのレートでは、食事と寮がついて、月10万くらいでした。いったい日本で月10万で生活するのも大変なのに、その上 もれなく英語を勉強できるなんて…。しかしこんなに安くて英語が身につくのか？世の中、安物買いの銭失いです。まず信用できません。

しかし東南アジアで英語を勉強するなんて、発音の問題もあれば治安などの幾ばくかの不安がありました。しかも留学申し込みがオンライン上というのも怪しさ満点でした。


結論から言えば、その留学エージェントは問題は全くなかったです。入金トラブルもなかったし、紹介してくれた英語学校はすばらしかった。

私の場合は運がよかったのか、留学エージェントと学校選びを間違えなかったということです。最近ではゲートウェイ21という留学斡旋会社が破産したようで、エージェント選びには気をつけなくてはなりません。

当時を振り返ってみます。

学校選びは、写真とか授業の時間割、日本人の占める割合で決めました。残念ながらこれだけの情報だと雰囲気が伝わってこなかった。ロケーションが海の近くであったり、日本人が多い学校とか、有名な学校らしい、とか学校によって違う特色がありました。

自分の選ぶ基準は、知名度や設備はそんなに期待しない、値段と授業の質、厳しい学校という条件マッチした、ある学校にしました。そのほか、留学された方のレビューなどを参考にしました。その英語学校は韓国資本の学校で、日本人がほとんどいないとのこと。

その学校に決めてからは、留学エージェントとは3回ほどメールのやり取りをしたあとで、オンライン決済。入学金と授業料等を振り込みしました。その後、エージェントはフィリピン・セブについての基本情報、しおり、ＰＤＦファイルを数個送ってくれました。直接電話したわけでも、会ったわけでもありません。自分で航空券を手配して、空港送迎のため、何日の何時にセブに着くかを通知しました。あとでわかったことで、語学学校で出会った数人の日本人は同じエージェントを通して契約していました。


当日は夜の10時過ぎに、マクタン・セブ空港に到着。スタッフが空港までピックアップに来てもらいました。この英語学校ではバッチメイトといって、入学時期が一緒の生徒15名ほどが1つのグループとなります。なので他のバッチを空港で待ってから、一緒に寮のある学校まで行きました。

初めてのフィリピンは、街灯が無く暗くて、フィリピン人の見た目も治安も悪そうな雰囲気で、なんともアジアに来たというディープなゾクゾクとワクワク感がありました。

寮に着いてから、ピックアップに来てくれた韓国人と、他の韓国人スタッフと一緒に、学校内の食堂で辛ラーメンとチャパゲッティを食べながらビールを飲んで早くも打ち解けてしまいました。

翌日、午前中はレベルテストを行い、筆記と英語での面接。ビギナー、インターミディエイト、アドバンスの3つのクラスわけとなります。私はビギナーでした。午後はバッチメイトと顔合わせです。韓国人が14名ほど、日本人は私1人でした。そこでも日本人は珍しがってくれたようで、すぐに打ち解けました。バッチメイトも留学の命運を分けるといってもいいですね。私は本当にいいメンバーにめぐりあえたのがラッキーでした。